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医療スタッフ紹介
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臨床検査技師
業務内容
医師の指示のもと様々な臨床検査を⾏う専門の技術職です。様々な検査データを医師に伝え、診断・治療のサポートを⾏っています。臨床検査は大きく2つに分けられ、血液や尿、便などを調べる検体検査と、心電図などの直接患者さんに触れて⾏う⽣理機能検査があります。実施する検査は多岐に渡るため幅広い知識と技術が必要となり、日々自己研鑽に取り組んでいます。
検査に関する業務
血液検査(生化学・血液一般・免疫)
一般検査(尿・便・その他)
便潜血検査は熊本県指定がん診療連携拠点病院として、大腸がん早期発見を目的に特に力を入れている検査です。  
輸血業務
輸血製剤の発注、製剤管理、検査を検査科で行い、より安全な輸血管理を行います。
生理検査(心電図・肺機能)
直腸肛門機能検査、機能回復訓練
便失禁や便秘などの排便障害で悩んでいる患者さんに対する特殊な検査として、直腸肛門の機能検査(直腸肛門の働きを調べる検査)を⾏っています。こうした検査については他施設から研修に来られることもあります。機能回復訓練にも携わっており、理学療法士と一緒行うこともあります。リハビリテ-ション室と直腸肛門機能検査・訓練室が隣接し、治療や検査の一元管理ができています。
直腸肛門機能回復訓練風景
細菌検査
検査で得られた情報をいち早く現場へ還元し、薬剤の適性使用への貢献と、院内感染対策に取り組んでいます。
病理検査
年内約5000例の症例を扱っています。2016年よりシステム運用を開始し、人的ミスのリスクを低減しています。
院内各種委員会への参加(臨床検査技師が主体的に関わっているもの)
医療安全管理委員会
院内感染対策委員会
輸血療法委員会
臨床検査適正化委員会
院内各種カンファレンス・ラウンドへの参加
NSTカンファレンス
包括ケア病棟カンファレンス
機能科カンファレンス
ICT(Infection Control Team)ラウンド など
その他
各種学会発表(高野会研究発表会、医学検査学会、大腸肛門機能障害研究会等)
患者会、地域講演会講師
臨床検査実務実習受け入れ(令和4年度より)
実習受け入れ人数: 1~2名 / 年
1日のスケジュール
新入職臨床検査技師の場合
新入職者は、まずル-チン業務(一般的な検体検査や生理検査)の研修から行います。
一つ一つの作業の到達度について、評価シ-トを用いて確認しながら新しい業務内容へ進めていきます。当院で行う検査の内容と臨床的意義を理解し、一人で検査が行えるようになるまで丁寧に指導します。
8:30
12:00
始業業務
検体の受付
検体の振り分け、処理
血液検査、結果処理
昼休み
13:00
17:00
17:30
尿沈渣の鏡検
機器の立ち上げ、終了操作
精度管理
終業業務、1日の振り返り
終業
取得資格
  • 細胞検査士 / 1名
  • 臨床検査士 病理二級 / 1名
  • 肝炎コーディネータ / 1名
  • 検体採取(厚生労働省追加資格)/ 6名
  • タスクシフト(厚生労働省追加資格)/ 3名
  •   
    当院ではより精度の⾼い検査を⼼がけ、検体検査の精度保証施設認証を受けています。 また、検査担当はローテーションで行われており、科員全体で協力できる体制をとっています。様々な検査から多角的にチーム医療へ貢献できる人材育成を目指しています。
所属団体・所属学会
  • 日本臨床衛生検査技師会
  • 熊本県臨床検査技師会
スタッフインタビュー
臨床検査技師
Kさん
– 2020年入職
当院で働いてみた印象は?

私は新卒で当院へ入職しました。 ルーチン検査業務では検体検査業務をはじめ、生理検査、細菌検査、病理検査など様々な検査に携わり、広い知識を身につけることができます。 また、部署内に明るく活気があり、他部署とも交流がありとても働きやすい環境です。

仕事の魅力ややりがいはどんなところ?

当院では生理検査として直腸肛門機能検査という専門的な検査がり、専門的な知識を深めていく上でも魅力を感じます。
患者さんと直接関わる検査であり、患者さんの症状が改善して喜ばれている姿を見るととてもやりがいを感じます。

仕事とプライベートの両立は図れていますか?

早出、遅出、オンコールがありますが、その他はあまり残業がなく自分の時間を持つことができプライベートは充実しています。